新宿 味噌屋 八郎商店
平日の13時30分頃に新宿の「味噌屋 八郎商店」を訪問した。一人飯判定は多。味噌らーめん(880円)を注文。店内の様子が外から見え、一人客も多いため入店しやすい。またカウンターのみの構成で食事に集中しやすかった。一方で夏場はかなり暑く、食事中は大量の汗をかく環境だった。新宿で味噌ラーメンを気軽に食べたい人に向いている。

外観と入りやすさ
味噌屋 八郎商店は、新宿・小滝橋通り沿いにある味噌ラーメン専門店だ。
まず目に入るのは、豪快な筆文字で書かれた大きな看板である。さらに「うまいぜベイビー!」という力強いフレーズも掲げられており、遠くからでも存在感がある。
また、暖簾やメニューボードも店頭に並んでいる。そのため、入店前に価格帯やメニュー構成を確認できた。
さらに入口の引き戸は開放された状態になっており、店内の様子がよく見える。
訪問時は並びも待ち時間もなかった。加えて、一人客の姿も外から確認できたため、
- 一人で入って浮かないか
- 店内が混みすぎていないか
といった不安は感じにくかった。
一方で、一時的に店内の客が少なくなる瞬間も見えた。そのため、
「人気がないのだろうか」
と少し気になった。
しかし実際に利用してみると、それは人気の問題ではなかった。
提供スピードが非常に早く、さらに一人客が多いため、タイミングによって空席が増えるだけだった。
結果として、私が感じた不安は杞憂だった。
店内風景と空気感

入店してまず感じたのは、一人利用を前提にしたような空間だったことだ。
店内はカウンター席のみ。
そのため、グループ利用よりも一人客が中心となる。
また、厨房を含めて清掃は行き届いていた。さらに紙エプロンも用意されており、味噌ラーメンによる跳ね汚れへの配慮も感じられる。
店内を見渡すと、一人客の割合はかなり高い。
客層は20代から50代が中心で、男性比率は9割近く。訪問時に女性一人客は確認できなかった。
そのため女性にとってはややハードルを感じるかもしれない。
一方で、一人利用者にとっては非常に気が楽だ。
周囲もほぼ一人客なので、自分だけ浮くことはない。
また、店員とのやり取りも必要最低限だった。
注文後は特に話しかけられることもなく、自分のペースで食事できる。
しかし今回最も印象に残ったのは店内の暑さだった。
訪問日は晴れで、外気温もかなり高かった。さらに入口は開放されたままになっている。
そのため、ラーメンを食べ始めると大量の汗が流れ出した。
一方で、この開放感のおかげで外から混雑状況を確認しやすく、一人利用のしやすさにもつながっている。
つまり、入りやすさと暑さは表裏一体なのかもしれない。
メニュー概要

味噌屋 八郎商店は味噌ラーメン専門店である。
まず看板商品は味噌らーめん(880円)。
さらに、
- 味玉入り味噌らーめん(1,000円)
- 味噌チャーシューめん(1,300円)
- 味噌デラックス(1,350円)
なども用意されている。
辛味噌や変わり種も充実
定番だけではない。
辛味噌らーめん(1,100円)やトマト味噌らーめん(1,100円)、カレー味噌らーめん(1,100円)など、味噌ラーメンをベースにしたアレンジメニューもある。
そのため、何度か来店しても飽きにくい構成だと感じた。
大盛無料が魅力
さらに嬉しいのが大盛無料。
並盛150gに対し、大盛225gまで無料で増量できる。
そのため、しっかり食べたい人との相性は良い。
サイドメニュー
加えて、
- 餃子
- 半餃子
- チャーシュー丼
- ミニチャーシュー丼
なども用意されている。
ラーメン一杯で終えることもできるし、満腹を目指すこともできる。
注文
注文は券売機方式だった。
しかし、ここで少し戸惑った。
一般的な券売機は、お金を入れてから商品ボタンを押すことが多い。
ところが、この券売機は逆だった。
先に商品ボタンを押してから、お金を投入する仕組みだったのである。
私は最初、お金が吸い込まれないため少し焦った。
そこで券売機をよく見ると、上部に利用手順が掲示されていた。
おそらく私と同じように迷う人が少なくないのだろう。
一方で、一度理解してしまえば操作自体は簡単だった。
また、支払いは現金以外にも対応している。
そのため手持ちが不足していても対応しやすい。
結果として、注文難易度自体は高くない。
ただし、券売機のルールだけは最初に確認した方が良いと思う。

実食
味噌らーめん 880円

提供速度
注文から提供までは約4分。
さらに店内の案内を見ると、麺の茹で時間は約3分30秒とのことだった。
そのため着席してから待たされる感覚はほとんどない。
味
まずスープは濃厚な味噌味。しっかりとしたコクがありながら、単調ではない味わいに仕上がっている。
特徴的なのは、なんつッ亭の代名詞でもある黒マー油の存在だ。味噌スープの表面に浮かぶ黒マー油が香ばしさを加え、濃厚な味噌の風味に奥行きを与えている。現在では黒マー油を使うラーメン店も増えているが、なんつッ亭グループらしさを感じられる要素のひとつといえるだろう。
さらに、炒めたもやしの香ばしさが加わることで、味噌のコクがより引き立っている。具材の食感もアクセントとなり、最後まで飽きずに食べ進められた。
麺は中太麺を使用。店内で確認した生麺箱には「味噌屋八郎商店」の表記があり、店舗専用の麺が供給されているようだった。濃厚なスープに負けない存在感があり、スープをしっかり持ち上げてくれるため、味噌ラーメンとの相性は良好。全体として、味噌のコク、黒マー油の香ばしさ、中太麺の力強さがバランスよくまとまった一杯だった。
量
普通盛でも十分な量だった。
さらに大盛無料なので、満腹感を求める人にはかなり魅力がある。
実際、普通盛でも十分に満足できた。

Good & Bad
一人ランチで向いている人
・新宿でサッとラーメンを食べたい人
・一人客が多い店を選びたい人
・味噌ラーメンをしっかり食べたい人
・大盛無料で満腹になりたい人
一人飯判定
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 入りやすさ | ★★★★★ |
| 一人客の多さ | ★★★★☆ |
| 居心地 | ★☆☆☆☆ |
| 店の空気 | ★★★☆☆ |
| 気軽さ | ★★★★★ |
判定理由
店内が外から見え、一人客も確認しやすい。さらにカウンターのみの構成のため、一人での利用を気にする必要もない。一方で夏場はかなり暑く居心地の評価は下がる。しかし、それを差し引いても一人利用のしやすさは高かった。

店内の様子が外から分かり、一人客も多いため味噌屋 八郎商店は多としたい
暑さへの覚悟は必要だが、新宿で気軽に味噌ラーメンを食べたい人には使いやすい店だった。
店舗情報
味噌屋 八郎商店とは
味噌屋八郎商店は、神奈川県秦野市発祥の人気ラーメン店「なんつッ亭」から生まれた味噌ラーメン専門ブランドとして2009年に誕生した。創業者は、黒マー油ラーメンで全国的な人気を集めた古谷一郎氏。現在も店内や丼で見かける「うまいぜベイビー!」の文字は、なんつッ亭を象徴するキャッチフレーズとして受け継がれている。
味噌屋八郎商店は長年にわたり営業を続けるなかで、店舗情報サイトでは株式会社T.I-Spiritが運営会社として紹介されていた時期も確認できる。
その後、2022年に家系ラーメンチェーン「せい家」を展開する株式会社せい家が有限会社なんつッ亭を事業買収した。現在は株式会社せい家がなんつッ亭ブランドを継承し、公式サイトでは味噌屋八郎商店も直営店舗として掲載されている。
事業を引き継いだ株式会社せい家の代表を務めるのは山内勝彦氏。早実硬式野球部出身という異色の経歴を持ち、事務機器販売会社での勤務を経てラーメン業界へ転身した人物である。2009年に株式会社せい家を設立し、「せい家」ブランドを成長させた後、2022年になんつッ亭の事業を買収。歴史あるブランドを次世代へ継承する役割を担うことになった。
一方、創業者の古谷一郎氏は代表職を退いた後、顧問相談役として名を連ねている。古谷氏が築き上げたブランドの個性と、山内氏による新たな経営体制。その両方が現在のなんつッ亭、そして味噌屋八郎商店を支えている。
味噌屋八郎商店は、創業者の情熱から生まれたブランドのDNAを受け継ぎながら、新たな運営体制のもとで現在も新宿のラーメン激戦区に暖簾を掲げ続けている。
基礎情報
店名:味噌屋 八郎商店
住所:東京都新宿区西新宿7丁目5-5 プラザ西新宿 102
営業時間:月・水~日/11:00 – 23:00
定休日:火曜日
支払い方法:現金・キャッシュレス対応

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