新宿 スパゲッティーのパンチョ
平日の12時30分頃に新宿の「スパゲッティーのパンチョ」を訪問した。一人飯判定は多。注文したのはナポリタン大盛(980円)。地下店舗のため入店前は店内の様子が分からなかったが、実際は一人客が多く、カウンター席中心で利用しやすかった。ナポリタンはボリュームがあり、どこか懐かしい酸味のある味わいが特徴。新宿でしっかり食べたい人や、一人で気軽にパスタを楽しみたい人に向いている。

外観と一人での入りやすさ
パンチョは新宿の地下にあるナポリタン専門店だ。
まず目を引くのは、ケチャップを連想させる鮮やかな赤い看板である。
さらに「Japanese soul food」の文字が添えられており、ナポリタンへのこだわりが伝わってくる。
また、店頭に並ぶ食品サンプルも印象的だ。特にナポリタンのサンプルは、昭和の喫茶店を象徴する存在の一つといえる。今では食品サンプル自体が珍しくなったが、あえて目立つ形で展示することで、どこか懐かしい気持ちを呼び起こしてくれる。昭和の喫茶文化を知る世代にとっては、思わず足を止めたくなる演出だろう。
合わせて、店頭にはメニュー表が並んでいる。
これはこれで、入店前に何が食べられるのか、予算はいくらなのかを確認することができるので安心感がうまれる。
ただ、店舗は地下にある。
そのため、店内の混雑状況や客層は外から確認できない
入店前には
- 店内は混んでいるのか
- 荷物を置く場所はあるのか
- 一人利用でも居場所があるのか
という不安はあった。
そこで実際に地下へ降りてみると、訪問時は3人ほど並んでいた。
しかし、ちらりと見える店内をよく見ると席が空いていなかったわけではない。
しかし待ち時間は1分ほどだったため、それほど長く待つ感覚はなかった。
どうも、単純にテーブルを片付けている最中だったようだ。
さらに入り口付近には荷物用のカゴも用意されていた。そのため、大きめの荷物も問題なく収納できた。
結果として、入店前の不安はほとんど解消された。
店内風景と空気感

カウンター席を中心とした店内レイアウトで、一部に2人用テーブル席も配置されている。客層は20代から50代まで幅広く、カップルや同僚同士の利用も見られた。
一方で、一人客の割合も高い。訪問時は全体の半数程度が一人利用で、女性の一人客も見受けられた。そのため、一人で利用しても目立ちにくく、気軽に食事をしやすい環境となっている。
また、店内は清潔に保たれており、テーブルは利用客の入れ替わりごとに丁寧に清掃されていた。
全体として快適に利用できる環境が整えられている。
接客と店内の活気
スタッフの接客は明るく、ホールスタッフはハキハキとした対応が目立った。
さらに、厨房からも元気な挨拶が聞こえ、店内全体に活気のある雰囲気がつくられている。
BGMには1990年代から2000年代のJ-POPが流れていた。懐かしさを感じさせる選曲であり、看板メニューであるナポリタンの親しみやすいイメージとも調和していた。
全体として、気軽に利用しやすい大衆的な雰囲気が特徴といえる。
パンチョのメニュー概要

昔懐かしいナポリタンをガッツリ楽しめる専門店
パンチョは、看板メニューのナポリタン(小880円・並980円)を中心に、ミートソース(小880円・並980円)、旨辛ナポ(小1,000円・並1,040円)、白ナポ(小1,040円・並1,080円)、オムナポ(小1,100円・並1,140円)、海鮮ナポ(小1,080円・並1,120円)、ぶっかけミートナポ(小1,080円・並1,120円)などを提供。どこか懐かしい味わいの太麺スパゲッティをボリュームたっぷり楽しめる。
小300gからメガ600gまで選べる圧倒的なボリューム
麺量は小300g、並400g、大500g、メガ600gから選択可能。
さらにナポリタンとミートソース限定で、総重量約1.5kgの「星人」(2,180円)も用意されており、デカ盛り好きからも人気を集めている。また、全商品テイクアウトにも対応している。
トッピングやセットメニューで自由にカスタマイズ
目玉焼き(150円)、焼きチーズ(180円)、ミートボール(240円)、厚切りベーコン(420円)、チキン南蛮(420円)、ハンバーグ(420円)などトッピングも充実。
さらに、
ソーセージスライス増しと野菜増しの「増し増しセット」(320円)、
ベーコンと目玉焼きが付く「王道セット」(480円)、
目玉焼き・チーズ30g・ミートボール3個・ベーコン・ポテトサラダが付く「大王セット」(600円)も用意されており、自分好みの一皿に仕上げられるのも魅力である。
注文
注文は券売機方式で、現金以外の決済にも対応している。
一方で、初回利用時は券売機の操作で少し迷う可能性がある。
最初の画面にはセットメニューが表示されるため、単品のナポリタンを注文したい場合は、画面上部の単品メニュー用タブへ切り替える必要がある。
また、パンチョの特徴の一つがサイズ展開の豊富さだ。
小からメガまで選択できるうえ、並盛・大盛・メガ盛は同一料金となっている。
そのため、どのサイズを選ぶべきか悩む利用者も少なくないだろう。
こうした迷いを想定しているためか、券売機上にはサイズ比較用のサンプル写真も掲示されている。
ただし、表示されているのは並盛とメガ盛のみである。
そのため、メガ盛は多すぎるが並盛では物足りないと感じる場合、大盛を選択肢として検討しやすい構成となっていた。
総じて注文方法そのものは難しくないものの、初回利用時はメニュー構成やサイズ選択に少し時間がかかる可能性がある。

実食
ナポリタン 大盛 980円

提供速度
注文から提供までは約10分だった。
ラーメン店などと比べると少し長く感じた。
しかし、太麺をしっかり炒めて仕上げる工程を考えると妥当な時間だと思う。
待っている間には玉ねぎスープを一杯無料で飲むことができる。
まずはこのスープを飲みながら待つのがパンチョ流なのかもしれない。
味
運ばれてきたナポリタンを見て最初に感じたのは、想像以上のボリュームだった。
そして一口食べると、ケチャップの酸味がしっかり前に出てくる。
近年の喫茶店ナポリタンは甘めに調整されている店も多い。しかしパンチョのナポリタンは酸味が残っており、昔ながらのナポリタンを思わせる味だった。
そのため、人によっては学生時代の学食や喫茶店を思い出すかもしれない。
また、モチモチした太麺との相性も良く、最後まで食べ応えがある。
味変が楽しい
さらに印象的だったのは卓上調味料だった。
パンチョの卓上には大量の粉チーズが置かれている。
しかし実際にはそれだけではない。
味変用の調味料も豊富に用意されており、途中から味を変えながら食べ進めることができる。
特に大盛になると終盤は単調になりやすい。
ところが、粉チーズや調味料を使うことで最後まで飽きずに食べられた。
そのため、大盛との相性も良いと思う。

量
今回注文したのは大盛。
量はかなり多い。
無料だからと勢いで大盛を選んだが、普通にお腹いっぱいになる量だった。
一方で店内には、容器代は100円かかるものの、
「食べきれなかったらお包みします!持ち帰りOK」
という案内も掲示されていた。
もちろん食べ切る前提ではあるが、万が一の場合の逃げ道があるのは安心できる。
特に「大盛無料」という言葉に負けてしまう人には心強い制度だと思う。

一人利用との相性
カウンター席が中心で一人客も多い。
さらに食事に集中している人がほとんどなので、周囲を気にする必要がない。
一方でナポリタンはケチャップが跳ねやすい。
また、口元も赤くなりやすい。
グループであれば誰かが教えてくれるかもしれないが、一人利用ではそうはいかない。
そのため食後はスマホのインカメラやトイレの鏡で確認しておくと安心だ。
Good & Bad
パンチョでの一人ランチに向いている人
・新宿でしっかりお腹を満たしたい人
・一人でパスタを食べたい人
・昔ながらのナポリタンが好きな人
・満腹感を重視する人
一人飯判定
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 入りやすさ | ★★★★☆ |
| 一人客の多さ | ★★★★☆ |
| 居心地 | ★★★★☆ |
| 店の空気 | ★★★★☆ |
| 気軽さ | ★★★★★ |

一人客が多く、カウンター席中心で利用しやすいためパンチョは多としたい
判定理由
地下店舗のため入店前は多少不安がある。しかし実際は一人客が多く、カウンター中心の席構成で利用しやすかった。さらに店員の雰囲気も良く、食事に集中しやすい。ボリューム重視の店でありながら、一人でも居心地よく利用できる店だった。
地下店舗ゆえ入店前の様子は見えないものの、実際は一人利用者が自然に溶け込める空間だった。大盛無料のボリュームも魅力で、新宿でしっかり食べたいときの有力候補になる。
懐かしいナポリタンを腹いっぱい食べたいなら有力候補。一人利用との相性も良い店だった。
店舗情報
パンチョの誕生とコンセプト
スパゲッティーのパンチョは、2009年に東京・渋谷で誕生したナポリタン専門店だ。「改めてナポリタンは、うまいと言わせたい。」をブランド理念に掲げ、喫茶店の定番メニューだったナポリタンを主役とした専門店として展開してきた。
パンチョを立ち上げたのは、現在の株式会社パンチョの前身である株式会社B級グルメ研究所。当時のパスタ市場ではカフェ業態や女性客向けの店舗が主流だったなか、「忙しい男性でも気軽に利用できるスパゲッティ専門店」という独自のコンセプトを打ち出したことが特徴とされている。
全国チェーンへの成長
その後、パンチョはファイブグループの飲食ブランドの一つとして成長を続けている。現在はCEOの野尻圭介氏がブランドを率いており、「パンチョ大王」の愛称でも知られる。野尻氏は2016年に参画し、フランチャイズ展開を推進することでブランドの認知拡大と店舗網の拡充を進めてきた。
また、創業当初は渋谷や新宿、秋葉原など都心部の駅前立地が中心だったが、近年はロードサイド店舗や商業施設への出店も進んでいる。現在では全国各地に店舗を展開し、創業時の男性会社員中心の客層から、女性やファミリー層へも利用者の幅を広げている。渋谷の一店舗から始まったパンチョは、今では全国で親しまれるナポリタン専門店へと成長した。
【新宿エリア】ご近所さん
店舗情報
店名:スパゲッティーのパンチョ 新宿南口店
住所:渋⾕区代々⽊2-9-5 新宿テラス B1階
営業時間:
月~金:10:00-23:00(L.O.22:30)
土日祝:10:00-22:00(L.O.21:30)
※夏期 2026年7月16日〜8月19日 一時閉店:16:00~17:00(ランチL.O. 15:30)
支払い方法
現金・キャッシュレス対応




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