2026年8月の平日ランチに新大久保の「プングム本店」を訪問。一人飯判定は少。今回は1+1サムギョプサルセット(1人前2,590円 ※2人前から注文)を利用した。新大久保の韓国料理店としては一人利用への配慮があり、定食メニューも用意されている。しかし焼肉利用となると注文条件や価格面のハードルがあるため、一人ランチよりもグループ利用向きという印象を受けた。

外観と一人での入りやすさ
プングム本店は新大久保駅から徒歩圏内にある韓国料理店だ。
まず目に入るのは、赤い大型看板と印象的なネオンサインである。さらにレンガ調の外壁と黒を基調としたファサードが組み合わさり、韓国料理店らしい華やかさと高級感を演出していた。
また、店頭には料理写真付きのメニューが並んでいる。そのため、入店前に価格帯や料理内容を確認できる点は安心材料になる。
一方で、店内は外から見えない。訪問時は並びも待ち時間もなかった。
しかし、
- 一人客がいるのか
- 混雑していないか
- 一人でも利用しやすいのか
といった情報は入店するまで分からなかった。
さらに新大久保の韓国料理店は、
- 二人前から注文
- セット注文中心
- グループ利用向き
という店も少なくない。そのため私は、一人で利用して浮かないかという不安を感じていた。
しかし実際に入店すると印象は変わった。
店員は一人客とグループ客を分けて案内しており、結果として周囲には同じような一人利用者が座っていた。そのため、グループ客に囲まれて食事をする状況にはならなかった。
こうして見ると、入店前の不安と実際の利用体験には大きな差があった。
店内風景と空気感

入店してまず感じたのは、韓国焼肉店というより韓国カフェに近い空間だったことだ。
店内は全体的に整理されており、基本的な清潔感もある。
しかし一方で、テーブルの汚れやおしぼり不足など細かな粗さも見受けられた。
席はテーブル席中心で、カウンター席は確認できなかった。ただし、席配置には余裕がある。
そのため荷物を置くスペースにも困らず、隣との距離も比較的確保されていた。
店内を見渡すと、客層は20代から50代まで幅広い。
さらに韓国グルメを楽しむグループ客から、近隣で働く会社員らしき利用者までさまざまだった。
一方で、一人客は多くない。
利用はできるものの、一人利用が主流という雰囲気ではなかった。
また、店員との距離感は良好だった。
メニュー内容で不明点を質問すると、誠実かつ迅速に回答してくれる。ただし過度な接客ではなく、必要なときだけ適切に対応してくれる印象だった。
さらに店内はほどよく賑わっている。そのため、一人利用で多少浮いている感覚はあったものの、必要以上に周囲を意識することはなかった。
振り返ると、一人客が多数派ではないものの、居心地そのものは悪くなかった。
メニュー構成
プングム本店の看板メニューは、韓国料理を自由に組み合わせて楽しめる「1+1セット」だ。
人気の韓国料理を自由に組み合わせられる「1+1セット」が看板
おすすめの「1+1セット」は、メイン料理とサイドメニューを組み合わせて楽しむ人気メニュー。
韓国でいう1個買うと1個ついてくるという、「1+1」とは意味が違うのでこれはこれでややこしい。
- チュクミ料理(2,990円)
- チーズタッカルビ料理(2,890円)
- ナッコプセ料理(2,990円)
- ポッサム・プルコギ料理(2,590円)
- UFOチーズチキン料理(2,590円)
- 和牛チャドルバギ料理(2,890円)
- サムギョプサルロール焼き料理(2,590円)
- 豚肉鉄板焼き料理(2,590円)
など、韓国の定番料理が揃っている。
サイドメニューを組み合わせて自分好みのセットに
さらにメイン料理には、
- ヤンニョムチキン
- チーズボール
- チャプチェ
- キンパ
- ケランチム
- 石焼ビビンバ
- 純豆腐チゲ
など豊富なサイドメニューを組み合わせることができる。
そのため、韓国料理を幅広く楽しみたいグループ利用との相性は良い。


単品メニューやチゲ、ビビンバも充実
一方で、単品メニューも充実している。
- サムゲタン(1,080円)
- ユッケジャン(1,480円)
- 純豆腐チゲ(1,080円)
- チーズ純豆腐チゲ(1,300円)
- キムチチゲ(1,100円)
- 石焼ビビンバ(1,200円)
- 石焼チーズタッカルビ丼(1,350円)
など、一人でも利用しやすいメニューが用意されていた。


注文方法
最初の注文は口頭で行う。その後の追加注文はQRコード方式だった。
また、Wi-Fiも利用できる。パスワードが必要だが、店員へ確認すると教えてもらえた。
初見で迷ったポイント
今回、最も迷ったのは「1+1セット」のルールだった。
メニュー表だけでは、
- メイン料理を別々に選べるのか
- 同じメニューを2人前頼む必要があるのか
- 追加の肉は1人前から注文できるのか
が分かりにくかった。
そこで店員へ確認したところ、
- メイン料理は同じものを2人前注文
- サイドメニューは別々でも可
- セット利用時は追加肉を1人前から注文可能
というルールだった。
一人利用で注文できるか
定食やチゲを選ぶのであれば難易度は低い。しかし焼肉を前提にすると話は変わる。
焼肉セットには人数条件や注文ルールがあり、さらに会計も高くなりやすい。そのため、一人利用の場合は事前に内容を確認しておいた方が安心だと思う。ちなみにプングムは新大久保に複数店舗ある。
また店舗によってコンセプトも異なるため、一人利用なら定食が豊富な本店が最も利用しやすいと感じた。
プルバムでの実食
注文したメニュー:1+1サムギョプサルセット 1人前 2,590円 ※2人前から注文


提供速度
注文前から野菜類が提供されていた。さらに肉のセッティングも非常に早く、注文後およそ2分で一通り揃った。そこから肉を焼いていくわけだが、手際は非常によい。
味
今回は完全に焼肉を食べるつもりで入店したため、サムギョプサルを選択した。
実際に食べてみると、肉の質は良く、韓国焼肉を食べたいという期待にも十分応えてくれる内容だった。
さらにサンチュが食べ放題なのも印象的だった。
野菜不足になりがちな外食において、気軽に追加できるのはありがたい。

量
量はかなり多い。さらにサイドメニューでご飯物を追加すると、一気に満腹感が高まる。
そのため少食の人は注意した方が良いかもしれない。


一人利用との相性
ただし振り返ると、一人利用なら定食系メニューでも十分だったと思う。
今回は焼肉の気分だったためサムギョプサルを選んだ。しかし本店にはチゲやビビンバなど一人向けの選択肢も多い。
だからこそ、一人利用では定食、一人焼肉なら多少の出費を覚悟して利用する店という印象だった。
Good & Bad
一人ランチで向いている人
・新大久保で一人でも韓国料理を楽しみたい人
・焼肉よりも定食やチゲを中心に利用したい人
・分からないことを店員へ確認しながら利用できる人
・財布のひもが緩めの人
一人飯判定
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 入りやすさ | ★★☆☆☆ |
| 一人客の多さ | ★☆☆☆☆ |
| 居心地 | ★★★★☆ |
| 店の空気 | ★★★★★ |
| 気軽さ | ★★★☆☆ |

定食利用なら問題ないものの、焼肉利用では注文条件と予算面の負担があるためプングム本店は少。
判定理由
一人利用への配慮は感じられ、定食利用であれば問題なく利用できる。
しかし一人客自体は多くなく、焼肉を選ぶと注文条件や価格面のハードルもある。そのため利用可能ではあるものの、一人利用との相性が特別高い店とは感じなかった。
新大久保で韓国料理を一人で楽しめる店ではあるが、積極的に一人焼肉を薦めるタイプの店ではなかった。
店舗情報
店舗プロフィール
プングムとは
新大久保を代表する韓国料理店グループのひとつである「プングム」は、韓流ブームの中心地で長年親しまれてきた人気ブランドである。公式サイトでは本店について「移り変わりの激しい新大久保に10年以上愛されている店」と紹介されており、韓国グルメの流行とともに発展してきたことがうかがえる。現在は新大久保を中心に、本店、プングムフレッシュ、プングム3rd、プングムTAKなどの店舗を展開し、それぞれ異なるコンセプトで営業している。
本店ではサムギョプサルやチゲ、石焼ビビンバなど韓国料理全般を幅広く提供し、フレッシュは食べ放題を中心とした人気店として知られる。3rdは韓国焼肉や鍋料理、TAKはUFOチキンやチーズタッカルビなどSNS映えする流行の韓国グルメを展開しており、利用目的に応じて店舗を選べるのも魅力のひとつである。
また、店名の「プングム」には興味深い背景がある。運営会社であるカリスコ株式会社が保有する商標情報によると、「プングム」は「風琴」という表記でも登録されている。風琴とは日本語でオルガンを意味する言葉であり、実際に店内にはオルガンが置かれていることから、店名とのつながりを感じさせる。
基本情報
店名:プングム本店
住所:東京都新宿区大久保1‐10‐15 レックスマンション2F
営業時間:
月~木・日:11:00~23:00(L.O-22:30)
金・土:11:00~23:15(L.O-22:45)
定休日:無休
支払い方法:現金・キャッシュレス対応


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