新宿 中華食堂 一番館
平日の20時30分頃に新宿の「中華食堂 一番館」を訪問しました。一人飯判定は多。注文したのはかけらーめん餃子3個セットで支払金額は460円。地下店舗で店内が見えず、さらに価格が安すぎるため入店前は不安でした。しかし実際は清潔感もあり、料理内容も価格以上。一人客も利用しやすく、給料前や飲み会後の締めにも使いやすい町中華でした。

外観と入りやすさ
安すぎて逆に不安になる店
中華食堂 一番館は新宿の繁華街にある大衆中華食堂だ。
店頭に立ってまず驚くのは価格である。
看板には、
- かけらぁ麺300円
- 炒飯390円
- ハイボール100円
など、思わず見直してしまうような価格が並んでいる。
また、メニュー写真も多く掲示されているため、何が食べられるかは非常によく分かる。
一方で、店舗は地下にある。
そのため店内の様子はまったく見えない。
私はこの時、
- 本当に人は入っているのか
- 安すぎる理由は何なのか
- 量が極端に少ないのではないか
- 店内は汚くないのか
と疑ってしまった。
正直に言えば、
「安くてありがたい」よりも「安すぎて怖い」が先に来た。
実際に入ると印象は変わった
ところが地下へ降りてみると印象は一変する。
店内にはしっかり客が入っている。
さらにスタッフも感じ良く接客している。
私が勝手に想像していた、
「価格だけが売りの怪しい店」
ではなかった。
結果として、不安の原因は店ではなく、
こちらの先入観だった。
店内風景と空気感

激安店らしからぬ普通の店内
入店してまず確認したのは清潔感だった。
なぜなら価格が安すぎるからだ。
私はどこかで、
「店内もそれなりなのでは」
と思っていた。
しかし実際は違った。
特別きれいというわけではない。
一方で、不快感を覚える要素も見当たらなかった。
普通に食事するには十分な環境だった。
客層は会社員と学生が中心
店内を見渡すと、
- 会社員
- 学生
が中心だった。
時間、場所柄もあるが、年齢層も20代から40代が多い。
高級店ではない。
しかし雑然とした居酒屋でもない。
仕事帰りや学校帰りに立ち寄る人が自然と集まる空気があった。
一人客も利用しやすい
一人客は店全体の中心ではない。
しかし、ちらほら見かける。
またカウンター席も用意されている。
そのため一人利用だからといって浮くことはなかった。
さらに店員との距離感も最低限で心地よい。
必要以上に話しかけられることもない。
そのため、一人でサッと食事を済ませたい人との相性は良いと思う。
なぜ地下なのかが少し分かった
入店前は、
「なぜこんなに安いのだろう」
と思っていた。
しかし利用してみると、
地下立地による家賃面の工夫もあるのではないかと感じた。
もちろん推測だ。
ただ、この立地だからこそ実現できる価格帯なのかもしれない。
一番館のメニュー概要
ラーメン・炒飯・定食を手頃な価格で楽しめる町中華
中華食堂 一番館は、ラーメンや炒飯、丼物、定食まで揃うリーズナブルな町中華チェーン。
看板のかけらーめんは税込300円、中華そば系メニューも500〜600円台が中心で、ワンコイン前後から食事を楽しめる。
担々麺や酸辣湯麺、野菜たっぷり味噌らぁ麺、五目あんかけ焼きそばなどメニューの幅も広く、気分に合わせて選べるのが魅力のひとつ。

炒飯や丼物も充実したラインナップ
ご飯ものは炒飯(355円)をはじめ、和風黒炒飯やうま辛炒飯、海老炒飯などを用意。焼肉スタミナ丼(546円)、天津飯(637円)、中華丼(637円)、麻婆丼(619円)なども揃っており、麺類を注文せず食事メインでも十分満足できる内容です。
お得なセットメニューは600円前後から
かけらーめんをベースにしたセットメニューもいい。
半炒飯セットは550円、焼き餃子セットは460円、半炒飯と焼き餃子を組み合わせたセットは700円。
ラーメン・炒飯・餃子という町中華の定番をリーズナブルに楽しむことができる。

定食やちょい飲み利用にも対応
定食はW餃子定食や肉汁餃子定食、レバニラ炒め定食、豚肉生姜焼き炒め定食、青椒肉絲定食などを用意。
さらに枝豆やおつまみ3点盛り、中華風冷奴、鶏の唐揚げなどの一品料理に加え、ハイボールやサワー類も充実しており、食事だけでなく軽く一杯楽しみたいときにも利用しやすいお店だ。
注文
券売機はなく、注文はシンプルな注文式。
そのため町中華に慣れている人なら迷うことはない。
また現金以外の決済にも対応している。
その点も使いやすい。
安すぎて追加注文したくなる
今回の目的は最初から決まっていた。
かけらーめんを食べることだ。
しかし、ここで問題が発生する。
270円台のラーメンを見た瞬間、
「本当にこれだけで足りるのか」
という疑念が生まれる。
その結果、
餃子も追加した。
しかし会計は460円。
追加してもまだ安い。
結果として、
安さが逆に追加注文を誘発する店
だった。
実食
300円のラーメンに期待していなかった

正直に言う。
私はあまり期待していなかった。
「かけらーめん」という名前から、
立ち食いそばのかけそばのようなものを想像していた。
つまり、
- 麺
- スープ
だけの最低限の構成だと思っていた。
実際は想像よりちゃんとしていた
運ばれてきたラーメンを見ると印象が変わる。
もやしも入っている。
肉も乗っている。
見た目も町中華のラーメンとして成立していた。
また提供時間も約3分。
安いから遅いということもない。
味は昔ながらの町中華ラーメン
味はシンプルな醤油ラーメン。
飛び抜けた個性はない。
一方で、
「安いから仕方ない」
というレベルでもない。
どちらかと言えば、
昔ながらの町中華のラーメンを素直に再現したような味わいだった。
そのため食べ飽きることもない。
餃子を付けると満足度が上がる
餃子は約5分で到着した。
ラーメンだけでも食べられる。
しかし餃子を付けることで満足感はかなり上がる。
それでも460円。
改めて考えると驚異的な価格だった。
一人利用との相性
周囲を見ると、一人で軽く飲みながら食事している人も多かった。
また会社帰りに利用している人もいる。
そのため、
- 軽く食べたい
- 軽く飲みたい
- お金を節約したい
というニーズとの相性が非常に良い。
Good & Bad
中華食堂 一番館に向いている人
・一人で気軽に飲んで食事をしたい人
・給料日前で出費を抑えたい人
・飲み会後に軽く締めを食べたい人
・コスパ重視で店を選びたい人
一人飯判定
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 入りやすさ | ★☆☆☆☆ |
| 一人客の多さ | ★★★☆☆ |
| 居心地 | ★★★☆☆ |
| 店の空気 | ★★★☆☆ |
| 気軽さ | ★★★★☆ |

安すぎる価格に不安を覚えるが、実際はその不安を良い意味で裏切ってくれるため中華食堂 一番館は多としたい
判定理由
地下店舗で外から様子が見えず、価格も安すぎるため入店前は警戒してしまう。しかし実際には一人客も利用しやすく、料理の内容も十分だった。価格以上の価値があり、一人飯との相性は高い。
激安店を調査したつもりが、最後に残ったのは安心感だった。値段だけで判断してはいけないと思わせてくれる一軒だった。
店舗情報
「安くて早い大衆中華」を目指して誕生
中華食堂 一番館のルーツは、1987年に東京都豊島区で開業した店舗にさかのぼる。当初は現在の業態とは異なる形態だったが、外食市場の競争が激しくなる中で、「安く、早く、日常的に利用できる中華食堂」という方向性を打ち出していった。2004年には低価格の「かけらーめん」を看板商品に据え、リーズナブルな価格帯を強く打ち出すことで差別化を図った。翌2005年にはチェーン展開を本格化させ、株式会社KVC一番館を設立。同年には池袋で「中華食堂 一番館」の1号店を開業し、フランチャイズ事業にも乗り出した。
首都圏を中心にチェーンへ成長
2006年には福島県いわき市へ進出し、都外への出店も開始。以降は首都圏を中心に店舗網を広げた。成長を支えたのは、居抜き物件の活用や調理機器の導入による効率経営だった。繁華街や駅前立地に積極的に出店しながらも、低価格路線を維持する独自のビジネスモデルを構築。2018年には30店舗を超える規模へ成長した。2021年にはフランチャイズ本部事業を譲渡するなど組織体制の見直しを行ったが、ブランドは現在も継続している。高級中華ではなく、日常使いの「町の食堂」として親しまれる存在を目指し続けてきたことが、一番館の歩みを特徴づけている。
店舗基礎情報
店名:中華食堂 一番館
営業時間:24時間営業 ※月曜日のみ短縮営業
支払い方法:現金・ペイペイ対応
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