池袋 麺処 花田
平日の12時30分頃に池袋の「麺処 花田」を訪問。一人飯判定は多。注文したのは看板メニューの味噌ラーメン(1,100円)。行列店として知られているため待ち時間を覚悟していたが、7人待ちで入店できた。店内はカウンター席のみで一人客も非常に多い。一方で、注文時には野菜増し・にんにく増しを聞かれるため初見は少し焦るかもしれない。池袋で濃厚味噌ラーメンを食べたい人には有力な選択肢だった。

外観と入りやすさ
行列が日常になっている味噌ラーメン専門店
麺処 花田は池袋東口エリア、サンシャインビルに向かう途中に現れる味噌ラーメン専門店。
この地域は味噌ラーメンも含めてラーメン店が非常に多く、花田だけでなく行列が出来ている店が多く、ラーメン好きにはこの地域は抑えたいところ。
その地域に、黒と黄色のコントラストが印象的な「麺処 花田」
そして、店頭に掲げられた大きな黄色の看板は抜群の存在感を放ち、通りを歩いていても自然と目を引く。
更に、味噌ラーメンやつけ麺の写真付きメニューも掲示されており、濃厚な一杯への期待感を高めてくれる。
派手すぎないながらも専門店らしい力強さが感じられ、行列店として知られる人気店の貫禄を漂わせる店構えである。
ただ、その看板より、何よりも人の関心を引くのは、常に行列ができているという事。
これは何よりのマーケティングとなっている。
一方で、店内は外からほとんど見えない。
そのため、初めて訪れる場合は、
- どれくらい混んでいるのか
- 一人客はいるのか
- 今から並ぶとどのくらい待つのか
が分かりにくい。
訪問時も店前には7名ほどの列ができていた。
また、池袋のラーメン店の中でも行列店として知られている。そのため、
「かなり待つのではないか」
という不安はあった。
行列のわりには待ちやすい
ところが実際に並んでみると、列の進みは思ったよりゆっくり。た
但し、一気に店内に入れるので、いきなり列の長さが縮まる。
また、並んでいる人の中には一人客も多い。
そのため、
「グループ客ばかりで肩身が狭い」
という雰囲気はない。
結果として、行列の見た目ほど心理的なハードルは高くなかった。
店内風景と空気感

味噌ラーメンに集中するための空間
入店してまず感じたのは、店内のシンプルさだった。
店内はコの字になったカウンター席と、店内奥に追加で3席ほどのこちらもカウンターがある。
ただ、テーブル席はない。
そのため、
「一人でラーメンを食べる場所」
として非常に分かりやすい構成になっている。
清掃状態は特別きれいというわけではない。
しかし不快感を覚えることもなかった。
一人客が当たり前の店
店内を見渡すと、一人客は非常に多い。
客層は20代から60代まで幅広い。
また、会社員らしき人もいれば常連らしき利用者もいる。女性もパラパラ。
さらに、店員さんはそれぞれが寡黙に役割をこなしているが挨拶や案内ははっきりしており、寡黙の中にも温もりがある。
そのため、観光客向けの人気店というより、地域に根付いた行列店という印象が強い。
しかしながら、騒がしさは意外とない
行列店というと活気があり騒がしい店を想像する。
しかし花田は違った。
店内は調理音以外は客の会話もなく皆んなが味噌ラーメンを作る事と食べる事に集中している。
その為、一人で来店していても浮く感覚はなかった。
メニュー概要
池袋を代表する濃厚味噌ラーメン専門店
麺処 花田は、濃厚な豚骨ベースの味噌ラーメンを看板に掲げる人気店。
基本の味噌ラーメン(1,100円)と辛味噌ラーメン(1,150円)が中心で、味噌味玉チャーシュー麺(1,300円)、味噌辛味噌チャーシュー麺(1,400円)などの上位メニューも用意されている。
味噌ラーメンと味噌つけ麺の二枚看板
ラーメンだけでなく、味噌つけ麺(1,150円)と辛味噌つけ麺(1,200円)も人気。
チャーシュー入りの味噌味玉チャーシューつけ麺(1,430円)、味噌辛味噌チャーシューつけ麺(1,480円)も揃っており、ラーメン派とつけ麺派のどちらにも対応している。
トッピングはシンプルで王道路線
トッピングは、
- 味玉(150円)
- 半熟玉子(140円)
- チャーシュー(160円)
- メンマ(160円)
- バター(140円)
を用意。
また、麺大盛りは160円、ライスは150円となっている。
味噌ラーメンとの相性を重視した王道構成だ。
券売機から見える店の考え方
券売機を見ると最上段先頭は味噌ラーメン(1,100円)。
最近は特製ラーメンを目立たせる店も多い。
しかし花田は違う。
まず看板メニューを食べてほしい。
注文

食券購入のタイミングで迷いやすい
注文は券売機方式だ。
ところがここで小さな落とし穴がある。
花田では、
先に食券を買ってから列へ並ぶ。
一方で、初めて訪問するとついそのまま行列へ並んでしまう。
実際、私も少し迷った。
ただし店外には案内が出ている。
そのため事前に確認すれば問題ない。
余談だが、私の後ろに並ばれた方は食券を買っていなかったので先に買う事をお伝えし、めちゃくちゃ感謝されてかえって恐縮した。
ただ、このような事で徳を積むのも悪くない。
味噌ラーメンは迷わない
さて、券売機を見ると、味噌ラーメンが横綱のような位置に配置されている。
そのため、
「何を食べよう」
という迷いはほとんどなかった。
まずは味噌ラーメン。
店側もそう考えてほしいのだろう。
想定外だった無料サービス
ところが本当に焦ったのは別だった。
並んでいる途中で店員がやってくる。
私は食券回収だと思った。
ところが、
「野菜増しますか?」
「にんにく増しますか?」
と突然聞かれる。
しかも無料である。
無料という言葉に弱い私は、一瞬で揺れた。
結果として野菜増しを選択。
一方で、その後の予定を考えにんにく増しは見送った。
しかし、この質問を知らずに行くと少し焦ると思う。
麺処花田の味噌ラーメンを実食

本当に15分待つ価値はあるのか
着席から提供までは約15分。
ラーメン店としてはかなり長い部類だと思う。
券売機に
「注文によって茹で時間が異なる為提供に前後することがあります」と
の注意書きがあった。
そこには
「ラーメン 麵160g 5分
つけ麺 麵230g 10分」
と、ある程度、時間はかかるよってメッセージであるが、正直、そんなに時間が掛かるのかなと疑問はあった。
スープ作りを見て納得した
ところが調理風景を見ると理由が分かる。
花田では野菜をフライパンで炒めながらスープを仕上げていく。
大量生産のラーメンではない。
一杯ごとに調理している。
そのため時間がかかる。
しかし、その手間が味につながっている。
濃厚味噌ラーメンの完成度は高い

麺は三河屋製麺の中太麺。
濃厚な味噌スープとの相性が非常に良い。
また、味噌スープは濃厚でありながら重すぎない。
そこへ炒め野菜の旨味が加わる。
食べ進めるほど満足感が増していくタイプのラーメンだった。
野菜増しで満腹感が大きい
今回は野菜増しにした。
そのため見た目以上にボリュームがある。
さらに野菜が増えることで、
「ラーメンを食べている罪悪感」
が少し軽減される気もした。
実際、普通盛でも十分な満腹感がある。
Good & Bad
一人ランチで向いている人
時間に余裕があり味噌ラーメンをしっかり味わいたい人
一人でラーメンを食べることに慣れている人
野菜も摂りながら満腹になりたい人
池袋で王道の味噌ラーメンを探している人
一人飯判定
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 入りやすさ | ★★★☆☆ |
| 一人客の多さ | ★★★★★ |
| 居心地 | ★★★☆☆ |
| 店の空気 | ★★★★☆ |
| 気軽さ | ★★★★☆ |

一人客が非常に多く、味噌ラーメンを落ち着いて楽しめるため麺処 花田は多としたい
判定理由
行列はあるものの、一人客が非常に多い。またカウンター席のみで利用しやすく、一人利用へのハードルは低い。注文も分かりやすいため、池袋で味噌ラーメンを食べるなら安心して選べる一軒だった。
行列店という看板に負けない完成度だった。待つ価値のある味噌ラーメンを一人で楽しめる店だった。
店舗情報
麺処 花田とは?
2010年4月に池袋東口エリアで開業した味噌ラーメン専門店だ。現在では池袋を代表するラーメン店の一つとして知られ、ラーメン激戦区の中でも長年高い人気を維持している。
同店のルーツは、東京を代表する味噌ラーメンの名店「味噌麺処 花道庵」にある。店主の花田秀治氏は花道庵の流れをくむ人物として知られ、独立後に池袋で自身の店を立ち上げた。
興味深いのは店名の由来だ。花道庵の系譜に連なる店舗でありながら、「花道」の名を受け継ぐのではなく、自身の姓である「花田」を店名に採用している。暖簾分け店という枠にとどまらず、独自のブランドとして勝負する姿勢がうかがえる。
池袋で確立した独自の存在感
花田が開業した2010年前後の池袋は、豚骨ラーメンや家系ラーメン、魚介豚骨系つけ麺が人気を集めていた時代だった。その中で花田は味噌ラーメン専門店という立場を貫き、独自のポジションを築いていく。
現在でも行列ができることが珍しくなく、長年にわたって支持を集めていることからも、池袋を代表する味噌ラーメン店として確固たる地位を確立したことがわかる。
ブランドの広がりと現在
その後、花田は池袋本店だけでなく上野店も展開。さらに関連ブランドである「まるはな」も運営するなど、個人店の枠を超えたブランドへと成長している。
また近年では、「味噌っ子 ふっく」や「味噌麺処 田坂屋」など、花道庵出身者による店舗も高い評価を得ている。そうした花道系の流れを語るうえで、花田は欠かせない存在の一つだ。花道庵の系譜の中でも早い時期に成功を収めた店舗として、現在の東京味噌ラーメン文化を支える重要な一軒となっている
【池袋エリア】池袋東口 駅近くの店
店舗基礎情報
店名:麵処 花田
営業時間:月~土 日・祝 AM11:00~22:30
住所:東京都豊島区東池袋1-23-8 東池袋ISKビル1F



コメント