渋谷 挽肉のトリコ
日曜日の12時過ぎに渋谷の「挽肉のトリコ」を訪問しました。一人で利用し、注文したのは究極ハンバーグ定食にアボチトッピングを追加したセット。支払金額は2,050円でした。一人飯判定は多。若い客が多そうで少し身構えていましたが、実際は40代〜50代の利用者も見られました。ハンバーグそのものだけでなく、薬味やTKGまで含めて楽しむ体験型の店です。多少浮くことを気にしても美味しいハンバーグを食べたい人に向いています。

外観と入りやすさ
若者向けの人気店に見えて少し身構えた
挽肉のトリコは渋谷の地下にあるハンバーグ専門店だ。
地下へ続く階段の先に店があり、店内の様子は外から見えない。
また、店名や外観の雰囲気から、
「若い人が中心の人気店」
という印象を受けた。
そのため私が気になったのは料理ではなく、
- 一人で並ぶことにならないか
- 若い二人組ばかりではないか
- おじさん一人だと浮くのではないか
という点だった。
今回は運良く待ちなし
訪問したのは日曜日の12時過ぎ。
人気店なので行列を覚悟していたが、今回は運良く待ちなしで入店できた。
ただし、店を出た13時頃には階段に8名ほど並んでいた。
そのため、
「並ばずに入れたから快適だった」
という要素は大きいと思う。
実際の客層は思ったより広い
入店前は20代中心の店を想像していた。
ところが実際には40代や50代の利用者も見かけた。
もちろん若い人は多い。
しかし、
「おじさんだから場違い」
というほどではなかった。
店内風景と空気感

清潔感はかなり高い
店内へ入るとまず感じるのは清潔感だった。
厨房周辺を含めてきれいに保たれており、不快感はない。
照明やや落としぎみ、ただ、ハンバーグ専門店らしい活気がある。
カウンターはあるが一人客は少なめ
席はカウンター席とテーブル席の両方がある。
一方で利用者を見ると、カップルや友人同士の二人組が圧倒的に多い。
カウンター席も用意されているものの、
「一人客が中心の店」
という印象ではなかった。
実際に私は少しだけ浮いている感覚があった。
壁向きカウンターは救いだった
ただし救いもある。
カウンター席は壁向きになっている。
そのため周囲の視線を気にする必要はあまりない。
一方で席間隔はやや近い。
隣の客との距離感は少し気になった。
店員の雰囲気は良い
店員の接客は丁寧だった。
また、メニューについて質問するときちんと説明してくれる。
そのため初めて利用する場合でも不安は少ないと思う。
メニュー構成
炭火焼きハンバーグを主役にした専門店。
メニューの主力は「究極ハンバーグ定食」。炭火で焼き上げたハンバーグに、ご飯、卵、味噌汁が付いて1,700円(税込1,870円)。さらにハンバーグを2個楽しめるWハンバーグは、1,000円(税込1,100円)追加で注文できる。
もうひとつの看板メニューが「至福のハンバーグまぶし定食」。牛肉と牛ダシを使い、名古屋名物のひつまぶし風に楽しむスタイルで、価格は2,000円(税込2,200円)。
特徴は、薬味による味変を楽しめること。卓上には6種類の薬味が用意されており、まずはそのまま、次に薬味を加えて味の変化を楽しむのがおすすめだ。
トッピングも豊富で、増しのしびれ(300円)、ネギ塩レモン(250円)、鬼おろしぽん(250円)、ガリタルタルソース(250円)、バター(350円)などを追加できる。
定食のご飯はおかわり自由で、愛知県産「あいちのかおり」を使用。
締めには、ブランド卵「マキシマムこいたまご」と自家製サンラージャンを使った“トリコ流TKG”がおすすめだ。
サイドメニューやドリンクも充実。追加メニューとして具沢山の豚汁(150円)や生ハムグリーンサラダ(300円)を用意する。ドリンクは生ビール(600円)、ハイボールやレモンサワー(各300円)のほか、自家製ソーダやオリジナルサワー(各500円)も揃う。
注文
メニューはシンプルで迷いにくい
注文は口頭注文だった。
メインメニューは、
- 究極ハンバーグ定食
- 至福のハンバーグまぶし定食
が中心。
そのため、
「何を頼めばよいのだろう」
という迷いは少なかった。
一方で、トッピングは豊富だ。
今回はアボチを追加したが、
- ネギ塩レモン
- 鬼おろしぽん
- バター
などもあり、こちらは少し悩んだ。
初見でも注文しやすい
メニュー数は多くない。
また店員へ質問もしやすい。
そのため初回利用でもハードルは低いと思う。
提供時間は約15分
注文から提供までは約15分だった。
一方でメニューにも15分程度かかる旨が記載されている。
そのため待たされている感覚はなかった。
実食
究極ハンバーグ定食+アボチトッピング
合計2,050円

炭火焼きハンバーグを主役にした専門店
挽肉のトリコの主力メニューは「究極ハンバーグ定食」だ。
また、卓上には複数の薬味が用意されており、ご飯のおかわりも可能。さらに最後はブランド卵を使ったTKGで締める食べ方が提案されている。
単なるハンバーグ定食というより、食べ方まで含めて楽しむ店という印象だった。

ハンバーグ定食を楽しむための店
料理を待ちながらメニューを見ると、「HOW TO ENJOY」の案内がある。
まずはそのまま食べる。
次に薬味で味変する。
最後は卵かけご飯で締める。
つまりこの店は、
ハンバーグを食べる店というより、ハンバーグ定食の楽しみ方を提供する店
だと感じた。

肉汁たっぷりでご飯が進む
提供されたハンバーグへ箸を入れると肉汁があふれる。
見た目のインパクトも強く、ご飯との相性も良い。
また、アボチトッピングを加えたことで濃厚さも増していた。
一方で、それだけなら普通の人気ハンバーグ店かもしれない。
この店が面白いのはここからだった。
薬味とTKGで最後まで飽きない
卓上の薬味を使うことで味の印象が変わる。
そのため、最後まで飽きずに食べ進めることができた。
さらに印象的だったのは卵だ。
黄身の色が濃く、見た目から存在感がある。
食事の終盤になると、この卵が最後の卵かけご飯のために用意されていることが分かる。
ハンバーグを食べて終わりではなく、TKGまで含めて一つの定食になっていた。

満腹感
量は多めだった。
さらにご飯のおかわりもできるため、満腹感は十分ある。
私はアボチトッピングも追加したが、食後はかなり満足感が高かった。
一人利用との相性
料理との相性だけなら非常に良い。
一方で店内は二人組の利用が多い。
そのため、一人客が中心のラーメン店のような気楽さはない。
ただ、壁向きカウンターのおかげで食べ始めると周囲はそれほど気にならなかった。
多少浮くことを気にしても、このハンバーグを食べたい人なら十分利用できると思う。
一人飯判定
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 入りやすさ | ★★☆☆☆ |
| 一人客の多さ | ★★☆☆☆ |
| 居心地 | ★★☆☆☆ |
| 店の空気 | ★★★★★ |
| 再訪意向 | ★★★★☆ |

一人客は少なく少し浮く場面もあるが、それでも食べる価値を感じる満足度の高さがあるため挽肉のトリコは多としたい
判定理由
一人客は多くなく、若い二人組の利用も目立つ。そのため居心地だけで評価すると高得点ではない。一方でカウンター席は用意されており、店員の対応も丁寧だった。さらに料理そのものの満足度が高く、「多少浮いてもまた来たい」と思えたため判定は多とした。
Good & Bad
一人ランチで向いている人
・若者が多い店でも美味しいハンバーグを優先したい人
・ご飯のおかわりや味変を楽しみながらしっかり食べたい人
・渋谷で少し特別感のあるランチを探している人
若者向けの人気店かと思ったが、実際は幅広い年代が利用していた。ハンバーグそのものより、食べ方まで含めて楽しませる店だった。
店舗情報
名古屋で生まれた行列ハンバーグ専門店
挽肉のトリコは、2021年6月に名古屋市・栄で創業したハンバーグ専門店である。ブランドのコンセプトは「ここでしか味わえないハンバーグ」。食材そのものだけでなく、その背景にあるストーリーや地域性にも着目し、他店との差別化を図った。愛知県産米「あいちのかおり」やブランド卵「岡崎おうはん」など、地元食材を積極的に取り入れたことも特徴だった。オープン後は話題を集め、名古屋では開店前から行列ができる人気店へと成長。最長で4時間待ちを記録したとも報じられている。
東京進出でブランドの存在感を拡大
好調なスタートを受け、運営会社のBWコンサルティングは2022年1月、東京1号店となる渋谷店を開業した。渋谷はハンバーグ専門店の競争が激しいエリアでありながら、同店は名古屋発ブランドとしての独自性を前面に打ち出した。特に、名古屋名物のひつまぶしを着想源とした商品展開や、複数の薬味で楽しむスタイルは、従来のハンバーグ専門店とは異なる体験価値として注目を集めた。
創業から間もないブランドながら、挽肉のトリコは単なるハンバーグ店ではなく、「地域発の食文化を都市部に発信する専門店」として歩みを続けている。名古屋で培ったブランドイメージを武器に首都圏へ進出したその軌跡は、近年の飲食業界に見られる“地方発ヒットブランド”の成功例の一つといえるだろう。
基礎情報
店名:挽肉のトリコ
住所: 東京都渋谷区宇田川町36−2 B102号
営業時間:11時〜22時 (L.O 21時30分)
支払い方法:現金以外も可(カード・電子マネー・QR決済)


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