「辛に一本足すと幸になる」
ゴルゴ松本「命の授業」テレビ東京「生きるを伝える ゴルゴ松本」特集
新大久保で本場の韓国式中華を味わいたい方に向けて、「ブクギョンチャジャン」のチャンポンを紹介します。新大久保で、「肉以外のランチを探したい」というときにぴったりの一軒です。店内の雰囲気、券売機での迷いどころ、ボリュームあるチャンポンの実食レポート。さらには辛さと“幸せ”の関係を紐づけた訪問後記まで、街歩きをしながら気軽に立ち寄れる魅力をまとめました。韓国の庶民食を日常的に味わえる店を探している人には必見の内容です。
新大久保で韓国グルメ!辛ラーメンからのブクギョンチャジャン
新大久保といえば焼肉のイメージが強いけれど、最近は肉を食べる機会が多かったので今回はあえて避けることにした。
そもそもの目的は、ドン・キホーテの中でも新大久保店のみ、辛ラーメンが5袋で398円という圧倒的な安さ。そのため、定期的に仕入れに新大久保へ足を運んでいる。
「じゃあ何を食べる?」という話になったとき、一緒にいた間宮さんが「韓国チャーハンのチャジャンパブが食べたい」と言い出した。
そこで選んだのが、コリアンタウン(新大久保)から新宿駅までの通り道にある『ブクギョンチャジャン』。ここを知っている人は韓国通といっても言い過ぎではない。

券売機で迷う楽しさ|ブクギョンチャジャンのおすすめメニュー選び
店内へ入ると、右側に券売機が置かれている。でました選択の時間を与えれず、食券を購入するスタイルだ。
今回、はじめから旨辛チャンポンを食べるつもりで来ていたので、すぐに決まるだろうと思って得意げな顔をしていた。ところが、券売機の中に「タンスユクセット」を発見してしまい、ここで間宮さんと小さな議論が始まる。
タンスユクは二人とも食べたい。ただ、サイズ感やボリュームも気になるし、二人ともそこまでお腹が空いているわけではない。セットにすると確実に食べきれない予感があったので、「頼みすぎてしまうかもね」という結論に落ち着いた。
最終的には無理をせず、予定通りチャンポンにすることにしたが、券売機の前で思いがけず盛り上がるのも、こういう街歩きの楽しさだと感じた。
韓国料理店・券売機メニュー一覧(税込) ※2026年2月時点

🍜 麺・ご飯メニュー
- チャジャン麺(ジャジャン麺) 870円
- 旨辛海鮮ちゃんぽん麺 1,090円
- 海鮮鉄板チャンポン麺 2,410円
- タンスユク
ミニ:900円/小:1,650円/大:2,750円 - 激辛ちゃんぽん麺 1,310円
- チャジャンライス 980円
- 海鮮ちゃんぽんライス 1,090円
- 激辛ちゃんぽんライス 1,310円
- 特製韓国冷麺 980円
- ビビン冷麺 980円
- 牛カルビラーメン 980円
- ライス 220円
🍗 チキンメニュー(300g)
- 骨なしフライドチキン 1,310円
- 骨なしヤンニョムチキン 1,420円
- 骨なし黒みつニンニク醤油チキン 1,420円
- 骨なしプリングルチキン 1,420円
🧀 サイド・軽食
- チーズボール(5個)ホワイトクリーム 870円
- チーズトッポギ 1,420円
- トッポギ 1,200円
- 韓国王餃子(5個) 870円
🥤 ドリンク
- 韓国コカ・コーラ 430円
- 韓国サイダー 430円
- 韓国瓶ビール(テラ) 980円
- 韓国瓶ビール(カス) 1,090円
- 韓国焼酎(チャミスル) 980円
ブクギョンチャジャンの店内は?韓国の食堂らしさが漂う空間
店内は奥に向かって伸びる縦長のつくりで、赤を基調としたどこか韓国の大衆食堂を思わせる雰囲気がある。左側には2人掛けテーブル、右側には4人掛けが3卓ずつ並び、シンプルながらも回転の良さを意識した配置だ。

テーブルには「口コミお願いします」「60分以内のご利用にご協力ください」「お一人につき一品注文を」といった張り紙がいくつも貼られていて、店側のルールがしっかりしている印象を受ける。ただ、ややうるさい。
客層を見渡してみると、韓国語で会話しているグループが多く、さらに一人で食事をしている韓国人らしき人もいた。ただし、これは見た目や雰囲気からの推測なので、実際は日本人の可能性もある。ただ、わざわざ新大久保まで来て一人でこの店を選ぶ光景を見ていると、韓国の町中でよく見るジャジャンミョンやチャンポンの“日常食”として訪れているようにも感じられる。
韓国で暮らしている人にとっては、軽い外食や出前の定番であり、その気軽さがこの店にもそのまま表れていた。
ブクギョンチャジャンの歴史と本場・仁川の味|韓国式中華のルーツをたどる
ブクギョンチャジャンは、韓国・仁川(インチョン)に本店を置く「チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺)」のチェーン店だという。韓国では中華料理が独自に発展した「韓国式中華」という文化があり、その中心地が仁川の中華街とされる。ブクギョンチャジャン本店のチャジャンミョンは約290円(2900ウォン)という安さで知られ、韓国でも日常的な外食として定着しているらしい。仁川の店舗は行列ができることもあるほど人気だという。


日本の新大久保店は2022年5月にオープンしたと報じられており、「韓国で人気の韓国式中華チェーンが日本へ上陸した」という位置づけになる。
公式サイトによれば、毎日打つ自家製麺と24時間熟成させた粉を使用することが店のこだわりとされ、韓国現地の味を忠実に再現することを価値としているようだ。
韓国の町中にある食堂と同じ“日常の味”を、日本でも気軽に楽しめる場所として展開しているということらしい。
チャンポン実食レビュー|具だくさんで満足度高め」

注文してからおよそ10分ほどでチャンポンが到着した。
少し時間がかかったようにも感じたが、入店したときに周りのテーブルを見ると、まだ料理が届いていない人が多かったので、おそらく私たちの前にまとまった入店があったのだろう。
一気に各席へ料理が運ばれていく様子を見ると、キッチンのオペレーションの波にちょうど重なっただけのように思える。
そして、運ばれてきたチャンポンは、まず具材のボリュームが目に入る。
適量より少し多いと感じるほどの海鮮や野菜がしっかり入っていて、見た目だけでも食欲をそそられる。
スープをひと口すすると、辛さは“普通より少し辛い”くらいで、期待していた辛さのラインにぴったり。辛いだけではなく、旨味とコクがきちんと残っているのが印象的で、韓国式チャンポンらしい深みのある味わいだった。

麺はもちもちと弾力があり、スープによく絡むタイプ。食べ進めるほどに野菜の甘みと海鮮の旨味がスープに溶け込み、辛さの奥にある旨味がよりはっきりしてくる。単調にならず最後まで飽きない味で、このボリュームと味なら満足度はかなり高いと感じた。
訪問後記┃辛さが幸せに変わるチャンポン
「辛に一本足すと幸になる」
ゴルゴ松本「命の授業」テレビ東京「生きるを伝える ゴルゴ松本」特集
この言葉は、お笑い芸人・ゴルゴ松本氏が“命の授業”で語った比喩。
漢字の構造を使いながら、「辛い経験も、一つ加えれば“幸”に変わる」という人生観を示した表現として知られている。
汗が噴き出し、舌がしびれ、思わず顔をしかめるような“辛”の中に、「辛い」は“からい”とも“つらい”とも読む。
では、なぜ人はそんな“辛さ”をわざわざ求めて食べるのか。
それは、辛いものを食べる行為が小さな挑戦であり、非日常であり、達成感をくれる体験だから。
辛さの痛みは脳に刺激を与え、エンドルフィンという快感物質が分泌される。
汗をかく爽快感、食べきったときの達成感、「自分を少し超えた」という満足感が生まれる。
これは、
「なぜ人は山に登るのか? そこに山があるから」
という言葉と同じ構造を持っている。
人は、
“自分を少しだけ試したい”
“限界をちょっと超えてみたい”
という本能を持っている。
だから辛いものを食べる。
だから山に登る。
そしてここに、ゴルゴ松本の“命の授業”が重なる。
「辛に一本足すと幸になる」
辛い体験に、挑戦・刺激・達成感という“一本”が加わると、
ただの“辛”が“幸せな体験”に変わる。
辛いものを食べるという行為は、まさにその哲学を日常で体現している。
アクセスと店舗情報
ブクギョンチャジャン 新大久保本店
- 住所:東京都新宿区百人町1-5-4
- 最寄り駅:西武新宿線「西武新宿駅」徒歩2分/JR山手線「新大久保駅」徒歩5分
- 営業時間:毎日 11:30〜23:30(L.O. 23:00)
- 支払い方法:現金/カード/ 電子マネー
- 席数:22席
- 周辺環境:新大久保コリアンタウン/職安通り沿い。周辺には韓国食材店、カフェ、K-POPショップが充実。街歩きにも最適なロケーション。




コメント