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新宿 スープカレー|東京ドミニカ 一人ランチ実食レポ


新宿三丁目・東京ドミニカ

新宿三丁目の東京ドミニカを日曜14時に一人で訪問しました。札幌スープカレーを東京で広めた人気店で、野菜スープカレー(1,540円)を実食。地下店舗のため初見では入りづらいものの、店内は一人客も多く利用しやすい環境です。カレーライスとは別の料理として向き合える人ほど満足度が高く、スパイスや出汁の重なりをゆっくり味わいたい人向きの一軒でした。


東京ドミニカの外観画像
外観|黄色看板が目印

東京ドミニカは、

札幌スープカレー文化を東京に広めたいという創業者の強い情熱から誕生した職人系の飲食企業。運営会社・東京ドミニカ株式会社は2010年12月に設立され、翌2011年3月11日、東日本大震災当日に新宿本店を開店するという劇的なスタートを切った。地下立地で認知されにくい状況にもかかわらず、本場札幌の味を忠実に再現することにこだわり、口コミでファンを増やしていった。

会社の最大の特徴は、スープカレー店運営だけでなく京鴨の卸売業を自社で行っている点にある。高級ブランド鴨である京鴨を安定して仕入れるために卸売まで手がけ、その結果「京鴨スープカレー」という独自性の高い看板商品が生まれた。素材への執着が事業構造を変えてしまうほど、創業者の料理への情熱が強いことがうかがえる。

店舗展開は慎重かつ着実で、2012年には銀座に「イエロースパイス」を開店。2016年にはミシュランガイド東京でビブグルマンに掲載され、スープカレーとしては異例の評価を受けた。2019年には大阪・北堀江にも進出し、ブランド力を全国へ広げている。

文化的影響として特筆すべきは、漫画『波よ聞いてくれ』(作者:沙村広明)に登場する札幌のスープカレー店「VOYAGER」のモデルが東京ドミニカであることだ。店内のテーブル配置まで忠実に描かれており、作者が実際に通っていた可能性が高い。飲食店の枠を超え、スープカレー文化の象徴的存在として作品内に刻まれている。


東京ドミニカの外観と一人での入りやすさ

新宿三丁目駅近く、丸井本館裏手の路地にある。黄色い看板と色鮮やかな料理写真が目立つため、店自体は見つけやすい。
しかし店舗は地下にある。

また、その階段が赤く地下へ吸い込むように続き、まるで異界への入口みたいに妖しく光っている。
黄色い看板の下でその赤がいっそう際立ち、店先だけがぽっと魔法の灯りをともしたように見える。
さらに路地の静けさの中で、その階段だけが「ここから先は別世界だ」とそっと囁いているような雰囲気がある。

階段を降りるまで店内の様子はまったく確認できず、一人客がいるのか、満席なのかも分からない。
訪問時は階段に3組程度の待ちが発生していた。

スープカレー専門店という業態もあり、初見では「どんな店なのか」が分かりにくい。
そのためラーメン店やうどん店のような気軽さはない。

地下店舗で店内の状況が全く分からず、一人利用の心理ハードルは高め

地下に入る階段は赤く異界への入口みたいに妖しく光っている

東京ドミニカの店内風景と注文

東京ドミニカの店内風景イラスト画像
わちゃわちゃ感のある店内風景

店内は清潔感に大きな問題はない。
ただし訪問日は外気温が35度近くということもあり、エアコンの効きはかなり弱かった。

扇風機が複数台設置されていたところから、つまり日常的に暑さ対策が必要な店なのだろう。
そして、スープカレーの辛さも相まって体感温度は高い。

席構成は、厨房前のカウンター4席と増設したようなカウンター2席、さらに2人席中心のテーブル席が並ぶ。
一人客割合は半分程度。

客層は20〜30代中心で、訪問時には40代以上はほとんど見かけなかった。
BGMはなく、店内は常にざわついている。
そのため静かな店ではないが、会話と食事を楽しむ空気がある。

注文はスマホオーダー。
店員との会話は最小限で済むため気楽だが、一方でおすすめや説明を聞く機会は少ない。

一人利用は成立するが、静かに過ごすより活気と暑さの中で食べる店


野菜スープカレー実食

東京ドミニカの野菜スープカレーの画像
■野菜スープカレー(オリジナルスープ)+サラダ

今回注文したのは野菜スープカレー(1,540円)にサラダ(200円)を追加した組み合わせ。

まず最初に理解すべきなのは、これはカレーライスではないということ。

ルーをライスにかけて食べる一般的なカレーを想像すると、かなり印象が異なる。

東京ドミニカのセットサラダ画像
■オリジナルスープの印象

オリジナルの黄スープは、札幌スープカレーらしいスパイス感と和風出汁が共存している。

数十種類のスパイスを使っていると説明されているが、刺激一辺倒ではない。むしろ出汁の厚みが先に来る。

飲み進めるごとに香りが変化し、普通のカレーのような「重さ」ではなく、スープとして成立しているのが特徴。

■野菜の存在感
東京ドミニカのスープカレーアップ画像

主役は意外にも野菜。

内容は、キャベツ、蓮根、茄子、インゲン、オクラ、玉葱、長芋、かぼちゃ、ゴボウ。

それぞれがしっかり火入れされているにもかかわらず、食感が残っている。

スープに沈んでいるのではなく、具材がひとつひとつ独立して存在している感覚。

普通のカレーライスの野菜が脇役だとすると、この店では野菜も主役の一部になっている。

東京ドミニカの店内掲示物
スープカレーに入る野菜の効果効能
■カレーライスとの違い

食べている途中で何度も感じるのは、

「これはカレーではなくスープ料理なのではないか」

ということ。

ライスはスープに浸しても良いし、別に食べてもいい。

食べ方に正解がなく、自分で組み立てながら進めていく。

だからこそ、一般的な欧風カレーや日本式カレーを期待して入ると戸惑う可能性がある。

■量と満足感

量は普通。

見た目ほど重くなく、食後も胃に残りにくい。

一方で価格は1,740円(サラダ込み)のため、満腹感だけを求める人には少し高く感じるかもしれない。

ただ、スパイス・出汁・野菜を含めた体験として考えると、この店ならではの価値はある。


Good&Bad

・スープカレー専門店として完成度が高い

・一人客でも利用しやすい

・野菜の良さが出ており、存在感が強い

・スープが最後まで飲みやすい

・地下店舗で入りづらい

・店内がかなり暑い

・価格はランチとしてはやや高め

・隣のテーブルと席が近いため気になる話題になると食べることに集中できなくなる


一人ランチで向いている人

・野菜をしっかり食べながら満足したい人

・一人で黙々とスパイスの変化を味わいたい人

・ラーメンや定食ではなく、少し違うジャンルのランチを探している人

・ミシュラン掲載や札幌スープカレー文化に興味がある人

・カレーライスとは別の料理としてスープカレーを楽しめる人


❌向いていない人

・暑がりな人(夏場は特に注意)

・欧風カレーやカレーライスを期待している人


スープカレーを独立した料理として楽しめる人には満足度が高いため東京ドミニカは多としたい


最後に結論

カレーライスとは別物として向き合える人ほど、東京ドミニカのスープカレーの奥深さを楽しめる。


店舗情報

店名:東京ドミニカ 新宿本店

住所:東京都新宿区新宿3-31-1 第2大伸ビル B1F

営業時間

【平日】11:30~15:30(L.O.15:00)、17:30~22:30(L.O.22:00)

【土】11:30〜22:30(L.O.22:00)

【日・祝】11:30~21:30(L.O.21:00)

【定休日】不定休 

※スープが売り切れ次第閉店

支払い方法:現金以外の支払い可


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