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荻窪 ラーメン|丸福荻窪本店 移転直前!ワンタン麺に込めた70年の歴史


店頭貼り紙からの情報によると3月上旬に移設した店舗で営業予定とのこと

丸福 店舗移転のお知らせ
出典先:丸福HPより

荻窪 丸福

荻窪ラーメンの老舗「丸福荻窪本店」を平日13時に一人で訪問しました。創業70年以上を誇る荻窪ラーメンの代表格で、名物のワンタン麺を実食。店内はL字カウンターのみで一人利用しやすく、家族経営ならではの温かい接客が印象的でした。2025年12月29日をもって現店舗は再開発に伴う一時閉店予定。移転前の今だからこそ訪れておきたい一軒でした。


丸福 店頭写真
店頭

丸福荻窪本店は

1951年(昭和26年)創業とされる、荻窪ラーメン文化を支えてきた老舗だという。荻窪ラーメンは東京ラーメンの流れを汲み、澄んだ醤油スープと中細麺を特徴とするが、丸福はその王道を長年守り続けてきた。

かつては「春木屋」「丸長」と並び、荻窪ラーメン御三家の一角として語られることもあったという。現在は二代目を中心とした家族経営が続いており、味だけでなく接客面でも長年のファンを持つ。

また、荻窪北口商店街の再開発に伴い、2025年12月29日をもって現店舗での営業を終了し、一時閉店することが公式に発表されている。移転後も営業継続予定だが、この場所で食べられる時間は残りわずかとなっている。


丸福の外観と一人での入りやすさ

荻窪駅北口から徒歩1分ほど。商店街の中にあり、昔ながらの中華そば店らしい佇まいを見せている。
その一方で看板や暖簾からは老舗感が強く伝わるが、敷居の高さは感じない。外から店内の様子も見え、混雑状況が把握しやすい。

今回訪問したのは一時閉店発表後だったこともあり、普段より来店客が多い印象だった。
常連らしき客も見られたが、一人客も多く、そのため初訪問でも入りづらさはない。

老舗だが気取った空気はなく、一人でも入りやすい


店内風景と注文

厨房の様子とメニューを示す看板があるラーメン店の内部の写真。食器や器具が整然と並べられたカウンター越しの視界が映っている。

店内はL字型カウンターのみで約10席。席間は適度に保たれており、窮屈さは感じない。
さらに厨房はオープンキッチンで、店主、奥様、娘さんと思われるスタッフが連携して営業している。
役割分担は明確だが空気は柔らかく、家族経営らしい温かさが伝わる。

客層は常連客、一人客、近隣住民など幅広い。
とはいえ会話はあるが騒がしくなく、落ち着いて食事ができる。

注文は口頭方式。
メニュー数は多くないため迷いは少ない。
そして厨房を眺めながらラーメンが完成していく過程を見られるのも、この店の楽しさの一つだった。

一人利用しやすく、家族経営の温かさが居心地の良さにつながっている


実食

丸福荻窪本店のワンタン麺。スープは澄んだ醤油色で、中には肉団子状のワンタンとシャキシャキのもやしが入っている。背景には厨房が見える。
老舗の丸福荻窪本店の名物ワンタン麺。深い醤油スープが旨味を引き立てる一杯。
■ワンタン麺

今回注文したのはワンタン麺。

最後の訪問になるかもしれないという思いもあり、中華そばではなく少しだけ特別感のある一杯を選んだ。

丼が置かれると、まず立ち上るのは醤油の香り。

見た目はシンプルだが、老舗らしい風格がある。


■スープ

スープを一口飲むと、醤油の香りが広がる。

動物系の旨味と香味野菜の甘みが重なり、一見よくある醤油ラーメンのようでいて、飲み進めるほど奥行きを感じる。

ラードの効果もあってか温度が下がりにくく、最後まで熱々なのも特徴。

派手なインパクトではなく、じわじわと良さが伝わるタイプのスープだった。


■麺

麺は中細ストレート。

やや柔らかめの仕上がりだが、それがこのスープによく合う。

啜りやすく、スープと一体になって入ってくる感覚が心地よい。

荻窪ラーメンらしさを最も感じる部分かもしれない。


■ワンタン

主役のワンタンは、いわゆる皮を楽しむタイプではなく肉団子寄り。

皮は薄めだが、中の餡がしっかり詰まっている。

噛むと肉汁があふれ出し、最初の一口は本当に注意が必要なレベル。

火傷しそうになりながらも、そのジューシーさが癖になる。


■全体の印象

もやしの食感がアクセントになり、昔ながらの盛り付けにも不思議な安心感がある。
食べ進めるほどレンゲが止まらなくなり、まさに「王道」という言葉が最も似合うラーメンだと感じた。

奇抜さや話題性ではなく、毎日でも食べられる完成度。
70年以上愛されてきた理由が素直に伝わってくる一杯だった。

派手さはないが、“荻窪ラーメンの基準点”と呼びたくなる味


Good&Bad

・醤油スープの完成度が高い

・ワンタンの満足感が大きい

・家族経営の接客が心地良い

・一人利用しやすい

話題性より王道型なので好みは分かれる

・移転前のため混雑する可能性がある


丸福での一人ランチで向いている人

・荻窪ラーメンの王道を体験したい人

・派手な新店より老舗を好む人

・ラーメンと一緒に店の空気も味わいたい人

・一人で静かに中華そばを楽しみたい人

味だけでなく人の温かさも含めて楽しめるため丸福は多としたい


❌向いていない人

・濃厚系や家系ラーメンを求める人

・回転重視で短時間だけ食べたい人

・大盛りやボリュームを最優先する人

最後に一言

移転前の今だからこそ、荻窪ラーメンの原点とも言える一杯を味わっておきたい店だった。


※番外編:丸福荻窪本店の創業背景と再開発による移転

丸福荻窪本店の創業は1951年(昭和26年)とされ、戦後の荻窪ラーメン文化を支えてきた老舗だという。荻窪ラーメンは東京ラーメンの流れを汲み、澄んだ醤油スープと中細麺が特徴で、丸福もその王道を守り続けてきた。

昭和期には「春木屋」「丸長」と並び、荻窪ラーメン御三家と呼ばれる存在だったとの記録もある。現在は二代目が中心となり、家族経営の伝統が続いている。

さらに、荻窪北口商店街の再開発に伴い、2025年12月29日をもって現店舗での営業を終了し、一時閉店することが公式に発表されている

移転後に再オープン予定で、詳細な場所や時期は後日告知される見込みだ。



店舗情報 ※2025年12月29日まで

  • 店名:中華そば 丸福 荻窪本店
  • 住所:東京都杉並区上荻1-6-1
  • 最寄り駅:JR中央線・総武線「荻窪駅」北口より徒歩約1分
  • 営業時間:水~日 11:00~15:00
  • 定休日:月曜・火曜
  • 電話番号:03-3391-6003
  • 席数:カウンター10席
  • 禁煙情報:全席禁煙
  • 周辺環境:荻窪駅北口商店街内。昭和レトロな雰囲気が残るエリアで、散策スポット多数。



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