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池袋 海鮮系らーめん|宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀  一人ランチレポ


宍道湖しじみ 中華蕎麦 琥珀 池袋店

宍道湖しじみの姿は丼の中に見えないが、澄んだスープには確かな旨味の層がある。
ひと口ごとに広がる余韻と、その正体を探る感覚。
見えない出汁を味わう一杯から始まった、しじみラーメンの体験を綴ります。


池袋琥珀の外観写真
アパホテルに目をとられ、琥珀がみつけることができなかった外観
アパホテルに目をとられ、琥珀がみつけることができなかった外観

「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」は2019年5月1日に東京・大田区で創業されたラーメン店。店主は「麺処ほん田」での修業経験があるとされている。創業時から「宍道湖のしじみ」を看板に掲げており、素材の明確な方向性を重視していることが特徴。しじみラーメンは当時一般的ではなく、あえて看板に掲げた点からもコンセプト優先で展開してきたと推測できる。オープン後は各ラーメンアワードで評価を受け、早期に注目を集めた。池袋店はホテル併設という形で展開されており、立地よりも店舗のコンセプト継続を優先しているように見える。


琥珀の外観と一人ランチでの入りやすさ

注文池袋駅から歩いて店舗に向かうと、最後に少し迷う。

理由は単純で、店舗がアパホテルの1階に入っており、外から見るとホテルの存在感に注意を持っていかれるためだ。目立つラーメン店の外観ではなく、単独店舗としての主張も強くない。ただ、逆にアパホテルを目指すとなると非常にわかりやすい。

外から店内の様子も確認しづらく、一人客がいるかは入るまでわからない構造になっている。

ただ、並びはなく、入口自体は入りにくい閉鎖感はない。

最終的には入れる状態ではあるが、「見つけるまで」に少し心理的なブレーキがかかる印象だった。

一人で入る前に場所で一度迷いが生まれる


琥珀の店内風景と注文

店内に入ると、すぐ左手に券売機があり、そこで即決を求められる。中華そばかつけ麺かを選び、次に塩か醤油、さらに並・上・特上と段階的に選択していく形式だが、上と特上の差は短時間では把握できず、正直なところわからないまま選ぶことになる。

琥珀メニュー一覧 ※中華そばのみ抜粋

中華蕎麦(塩)

  • 中華蕎麦(塩)特上 1700円
  • 中華蕎麦(塩)上 1400円
  • 中華蕎麦(塩)並 1100円

中華蕎麦(醤油)

  • 中華蕎麦(醤油)特上 1700円
  • 中華蕎麦(醤油)上 1400円
  • 中華蕎麦(醤油)並 1100円

サイド

  • 大焼売(肉と海老) 500円
  • 吊るし焼きバラ丼 500円
  • ローストポーク丼 480円

オプション

  • 麺大盛 200円
  • 手もみ麺変更 100円
池袋琥珀の券売機
券売機メニュー

店内はグレイを基調に統一されており、ラーメン店にありがちな賑やかさはなく、むしろ驚くほど静かだ。

ホテルの1階に位置していることもあり、内装はどこか“ホテルの食堂”を思わせるつくりになっている。

席はカウンターが中心で、実際に一人客が全体の半分ほどを占める。

グループといっても二人組までで、自然と「無言で食事に向かう空気」ができあがっている。

客層はサラリーマンが多く、年齢層は比較的広め。

調理の音こそ聞こえるものの、会話はほとんどなく、空間としては“食事に集中する場所”に近い印象だ。

さらに、提供までの時間は約7分。

とはいえ、体感としては待たされる感じがなく、テンポよく食事に入れる。

一人で使いやすい環境。券売機あるあるだが、「並・上・特上」の違いが分からず初見だと判断が難しい

池袋琥珀の店内風景画像
琥珀の店内風景

琥珀の一人ランチ実食レポ

中華蕎麦(並) 醤油

食券を渡してから、およそ7分。
それほど待たされた感覚もないうちに、中華そばの醤油がテーブルに置かれた。

池袋琥珀の中華そば並
中華蕎麦 しょうゆ (並)

今回は中華蕎麦(醤油)並、1,100円を選んだ。提供された一杯は見た目に派手さはなく、スープ表面に油の輪が浮かぶシンプルな構成。まずスープを一口飲むと、「しじみ」という言葉から想像する強い個性は感じない。ただ、後からじわっと広がる旨味の層があり、軽いが薄くはないバランスに収まっている。

中央に置かれた芽ねぎが、ふと目に留まる。
それもあり、芽ねぎを見るだけで、なぜか一杯全体にやさしさが生まれる気がする。
醤油のスープに合うのかと一瞬思った。しかし、それは杞憂だった。
つまり、アクセントになりつつ、全体の流れを崩さない位置に収まっている。

は表面がつるりとしており、やや柔らかめの仕上がり。
そして、スープとのなじみがよく、主張しすぎることなく、全体のバランスの中に自然と溶け込んでいる。

チャーシューは、スープの熱が入っていくにつれて、徐々に柔らかさが増していく。
さらに、時間とともに表情が変わるのも、この一杯の楽しみ方のひとつだ。

即効性ではなく後半型で満腹コストはやや高め


Good&Bad

店内が静かで会話が少なく、一人で黙って食事に集中しやすい
・カウンター中心で一人客が半分程度おり、周囲を気にせず食べやすい
・スープが軽く飲み進めやすく、食後に重さが残らない

しじみが具として見えないため「しじみラーメン」を視覚で期待するとズレが出る
・券売機が段階式で上と特上の違いがその場で判断できない(わからない)
・アパホテル1階にあり店舗の視認性が低く、初見だと通り過ぎやすい


✅一人ランチで向いている人

・入口が分かりづらくても落ち着いて店を探しながら入店判断できる人
・一口目の強いインパクトよりも、食べ進めながら味の輪郭を掴みたい人
・具の分かりやすさよりも、出汁の構成を意識してラーメンを評価したい人
・周囲と会話せず静かな空間で短時間集中して食事を終えたい人

一人客が多く空気に馴染みやすく、一人ランチ向きであり、琥珀は多としたい


店舗情報

店名宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店

住所:東京都豊島区池袋2-48-7アパホテル〈池袋駅北口〉1F

アクセス:JR・各線「池袋駅」西口(北)より徒歩約4分

営業時間:11:00〜23:30(最終入店 23:00)

定休日:無休(臨時休業あり)

席数:19席(カウンター4席/テーブル席あり)


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