言い間違い集

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言い間違いって、時に人生の一部になる。
東京駅でふと見上げた瞬間、懐かしい記憶が蘇った——それは“シャンゼリア”という言葉
アール・デコ調のデザインが特徴的で、駅舎の歴史と調和するように設計されているという

もともとは、東京ステーションギャラリーの階段踊り場に吊るされたもので、1988年のギャラリー開館時に設置されたももの。復原工事後もそのまま活かされ、クラシックで重厚な雰囲気を演出しており興味深い。
シャンゼリアは最近見なくなったが、見ると足を止めてしまう。

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そんなうんちくを話していたら、突然、友人が

「もう一回言って?」

「シャンゼリア」

「シャンデリアでしょ」

いきった顔して、間違えているとは、かっこ悪。

実は、は、こんな言い間違いは一度きりじゃない。
日常の中で、気づかぬうちに染みついていた言葉が他にもある。
クレジットカードカードやATMで入力を要求される暗証番号。
ちなみに、暗証番号をずっと
「あいしょう番号」

キーホルダーは

「キンホルダー」

みんなそう言っている気がして、私もその言い方が正しいと思って言っていた。


最近も公開している恐竜映画「ジュラシックワールド」
私が熱中したのはジュラシックパークであったが、

ずっと
「ジェラシックパーク」
と言っていた。

なんで恐竜なのにjealousyからくるジェラシック?
と少し疑問に思いながらも使っていた。
「ジェラシックパーク」と言い続けていた私に、友人がぽつりと「それ嫉妬の映画?」とツッコんできた。
その瞬間、20年分の言い間違いが音を立てて崩れた。

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